1984年、長野県生まれ。
印刷屋を営む演劇好きの両親のもと、三人姉弟の真ん中っ子としてスクスク成長しました。
浪人を経て大学の国際関係学部に入学。在学中に飼い犬が亡くなったことをきっかけに、自分の時間の在り方を考えるため、一年休学して、ドイツへ。国際ボランティアで世界各地の若者と暮らしながら、お城の修復、ベルリンの壁の記念的教会でのガイドにかかわりました。
大学卒業後、中小小規模事業者の経営をサポートする団体で15年間勤務。うち12年間は中小小規模事業者向けの週刊紙の記者として、北海道から沖縄まで飛び回り、取材の日々でした。北海道・稚内のホタテの加工業者、長崎・佐世保のコマや京都の数珠など伝統工芸、「ハエも止まれない」というつるつるの柱を作ることのできる凄腕の大工さん、長年地域で愛されるスナックを営むマスターなどなど、2000人を超えるさまざまな業種の自営業者の方と出会い、話を聞いてきました。
やりがいのある仕事でしたが、4年前に子どもを出産し、ワークライフバランスを意識するようになったため、昨年6月、退社。現在は、以前から興味のあったillustratorやPhotoshopなどデザインソフトの習得をめざし、職業訓練校に通っています。これからもたくさんの人と出会い、話を聞き、それをもとに文章や絵を書き続けられたらなあと思っています。
好きなこと
絵をかくこと。木版画をつくること、みること。娘と夫と遊ぶこと。人と話すこと。読書。街を歩いておもしろい看板や字体、すてきなお店と出会うこと。