オンライン。小谷先生。
★生成AI、illustratorについて
生成AIはあくまでも「時短テクニック」。なくても作品が作る技術があることが前提。
★AdobeのAI「firefly」は各アプリ(illustrator、Photoshop、lightroomなど)に導入されている…テキストから画像生成、画像編集、Adobe作品との連携。デザイナーはアイデアの可視化や素材作成などに活用できる。
【メリット】短時間で高品質な画像を作成
【注意点】著作権への配慮(→利用規約の確認を)、ディープフェイクなど社会問題化
★illustratorのAI ポイントはたくさん遊ぶこと!!
【基本の使い方】①ベースとなる簡単な図形をつくる➁プロンプト(指示文)を入力③生成④好みのものを選択
【具体的な4つの使い方】
・テキストからベクター作成(ウインドウ→コンテキストタクスバー)
シンプルなオブジェクトをつくり、テキストを入力すると、パスで絵をつくってくれる。例:かわいい犬
・ベクターパターン生成(ウインドウ→生成パターン)
背景や模様などのパターンを作成。例:花畑
・ベクターシェイプの塗りつぶしの生成(コンテキストバー→生成塗りつぶし)
図形を複雑な模様やグラデーションで塗りつぶす。例:燃える炎
・アートワークの再配色(編集→生成再配色)
既存のイラストの色をテキスト指定した色合いや雰囲気に自動で変更 例:秋
★プロンプトのポイント
①具体的に(猫→かわいい猫)➁スタイル(水彩画風、色鉛筆風)③複数のキーワード(カラフルな花畑)
★マシンスペックへの影響
AIを使うためのマシンスペックが求められるように。MacbookのM1チップ以降がおすすめ(M1、M2、M3がある)。MIとは…appleが作った脳。
★まとめ
AIは作業効率をあげるツールにすぎない!考え方は人によって違い、クリエイティブ領域での実用化には難しさがある(著作権など法的、倫理的、職業倫理的、人の技術に対する尊重など心情的…)。無視できる技術ではないので、デザイナーやクライアントがどう考えるか、を注視すべき。
感想:AIが犬の絵を数秒で描いたときはびっくりしました。しかもすべてパスで!!すごい…。「〇〇みたいなもの」「こういうイメージで」など、AIにイメージを伝えることそのものは、「なぜ、どんなものを作りたいか」というデザイナーの仕事の最も基本的な一歩なので、その力はつきそうだなあと思いました。一方、小谷先生が話すように、「人間らしいもの」「その人らしいもの」を求める心情もまだまだ健在だと思うし、私自身も共感するところ。AIの情報をあつめる力を借りながら、自分でどんなものを作るか、考えていきたい。