〈11〉10/1グラフィックデザイン基礎⑥

オンライン。小谷先生。

★illustratorとPhotoshopの復習
 世界のデータは「ビットマップデータ」「ベクターデータ」2種類だけ。
 ビットマップデータ…細い点を集めて作られたデータ。画質を保ったまま拡             大、縮小ができない。
 ベクターデータ…画像を構成する点と線が数値化されているため、拡大縮小に耐えられる。

illustratorはベクターデータ。
【得意】記事と画像の組み合わせのレイアウト。縮小拡大するロゴ。印刷物。
Photoshopはピットマップデータ。
【得意】写真の編集。写真、画像上への文字入れ、Webの画像。

何ができて何ができないか、常に比較して覚えること。どっちが作業効率がいいか。両方できるのが理想。

★バックアップの話
 仕事では、システムの不具合、ウイルス感染、デバイス故障などでデータが消える、予期せぬ事態が多く発生する。自分とクライアントのために、必ずバックアップを。また、提出して訂正が入ったものも必ず保存を。(業務時間内の作業には保存義務がある)
【方法】
 ①データをコピーして3つ以上もつこと。
 ➁2種類以上の機器で保存すること。
 ③遠隔地、クラウドなどで保存すること。
【保存機器】
 外付けHDD、USBメモリ、SDカード、NAS(ネットワーク対応HDD)、M-Disk、クラウド…。おすすめはクラウド。Dropbox、Googledrive、OneDrive(マイクロソフト)、Box、iCloudなど。
【保存の小技】
 ・命名規則をつくる(いつの何か)
 ・Zipファイルにする(ZIpファイル…圧縮され、開けるが編集はできない)
 ・時系列をつける
 「未着手か対応中か済か」「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうした」を
 「報告・連絡・相談」できるように意識を。 

★生産性の話
・商業デザイナーは良いものを短時間で作る生産性が求められる。業務に責任をもって能動的に効率化を実現できること、効率化できる仕組みを意識できることが重要→定期的なバックアップで、自己の効率化を見直すこと。
・具体的には…ショートカットキーを使う。クライアントに前任デザイナーの話を聞いておく。目的やゴールについて、クライアントと話して解像度を上げる。


 

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